多汗症とワキガ対策の方法

多汗症とワキガ対策の方法(手術なしで原因改善)

多汗症のETS手術の手汗や顔汗への効果と後遺症とは

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ETS手術の効果と費用と後遺症

多汗症のETS手術は交感神経遮断術とも呼ばれており、多汗症などの汗が大量出るような場合に利用される手術方法になります。

 

汗かき症状の中でも、手汗や顔汗などは汗が出る根本原因である汗腺を除去することが難しいので、手術で汗を抑える場合にはETS手術(交感神経遮断術)を行うことによって治療して行きます。

 

大量の汗を止められるなら便利な手術なのではないかと思う人も多いですが、このETS手術(交感神経遮断術)は効果が高い反面、後遺症などもあるので安易に選択できる手術方法ではないです。

 

ではETS手術(交感神経遮断術)は具体的にどのような手術方法なのでしょうか?

 

ETS手術(交感神経遮断術)とは?

ETS手術(交感神経遮断術)とは画像

 

ETS手術(交感神経遮断術)は汗を出す命令を伝えている交感神経を遮断することで汗を出すという命令を伝えないようにして汗を抑えるという手術方法になります。

 

手術方法としては脇の下から内視鏡を入れて体を覗きながら交感神経を遮断していくというのが一般的です。

 

交感神経を遮断する方法としては、切除やクリップ、焼くなどの方法があります。

 

切除や焼くという選択肢で交感神経を遮断すると、元に戻すことはできないので注意しましょう。

 

ちなみにクリップで遮断するという場合には再手術によって元に戻せる可能性がありますが、術後時間が経過してしまうと元に戻る可能性が低くなっていくので注意しましょう。

 

ではETS手術をすると具体的にどのような効果を得ることができるのができるのでしょうか?

ETS手術(交感神経遮断術)の効果とは

ETS手術の効果

 

ETS手術(交感神経遮断術)は上記で説明したとおり、汗を出すという命令を伝える交感神経を遮断することによって汗を抑えることができるので、汗をほぼ100%抑えることができるのが特徴の手術です。

 

そんなETS手術ですが、汗が出る部位別にその効果について簡単に説明していこうと思います。

 

下記で手汗や顔汗、足汗などで悩んでいる場合に利用するETS手術の効果についてまとめてみました。

手汗への効果

手汗を根本的に治療する場合にはETS手術が現在は主流になっており、ETS手術の胸腔鏡下交感神経節遮断術という手術方法が一般的に行われています。

 

交感神経の切断箇所によって汗が出る量が違ってくるので、切断箇所などの詳しい内容は医師と相談して決めるといいと思います。

 

手汗の場合なら胸腔鏡下交感神経節遮断術によってほぼ100%汗を止めることができるので、手汗で悩んでいるなら検討する価値はあります。

 

手汗を半永久的に抑えることができるので手汗で悩むことはなくなります。

 

ただ手術後には後遺症があるということは理解しておきましょう。基本的にETS手術には副作用があるので、それを理解した上で利用することが大事になります。

顔汗への効果

顔汗も手汗の場合とほとんど同じでETS手術の胸腔鏡下交感神経節遮断術という方法で治療していくのが普通です。

 

交感神経を切断する場所で顔汗が止めることができるので、もしかしたらモデルさんなどの中には仕事のために、この手術をいるのではないかと疑ってしまいますね。

 

顔汗を止めることができると、汗によってメイク崩れなどを抑えることができるので、女性からすると非常にありがたいんですよね。

 

また効果も半永久的に続くので汗対策としては優秀です。

 

とは言ってもやはりETS手術には後遺症があり、安易に手術を決断するのはオススメできないですね。

足汗への効果

足汗の場合には交感神経遮断術の腰部交感神経節ブロックという手術方法で汗を止めることになります。

 

名前の通り腰椎辺りの交感神経を遮断するという手術方法になっており、神経を切断するのではなくブロックするという手術方法なので、効果は5年くらい持続するという手術方法になります。

 

ただ腰椎周りの手術はリスクがあるので、効果が5年くらいの手術にそこまでリスクが必要なのかなという感じはしますね。

 

ただ手術自体の成功率は高く90パーセント以上は成功するとされています。

 

とは言ってもこちらの手術方法もやはり後遺症があり、利用する際にはしっかりと医師か説明を受けるようにしましょう。

 

ではそんな多汗症のETS手術(交感神経遮断術)ですが、具体的にどのような後遺症があるのでしょうか?

ETS手術(交感神経遮断術)の後遺症

ETS手術の後遺症画像

 

ETS手術(交感神経遮断術)は手術をすればほぼ100%近くの確率で汗を止めることができるという非常に優秀な手術方法ですが後遺症が大きいです。

 

ETS手術(交感神経遮断術)の代表的な後遺症としてあげられるのが、代償性発汗というものです。

代償性発汗とは

代償性発汗は手術によって、手汗や顔汗、足汗などを止めた際に、別の場所(首、胸、膝、背中、太もも)などからの汗が大量出るようになってしまうという症状です。

 

つまり汗を止めた分だけ、別の場所から汗が出てしまうというのが代償性発汗という症状になります。

 

せっかく汗が止まったのに別の場所から汗が出てしまっては意味がないんですよね。

 

この代償性発汗については軽度の人もいれば重度の人もいるのでなかなか厄介だと思います。

 

この代償性発汗という後遺症はETS手術をするとかなり高い確率で出てくる後遺症なので注意が必要です。

腰部交感神経節ブロックの後遺症とは

交感神経遮断術で足汗を止めるために利用される腰部交感神経節ブロックという手術方法の場合には射精障害という後遺症も発症する可能性があります。

 

腰部交感神経節ブロックの場合だと、腰部分の神経を遮断することになるので、そのことによって生殖機能に影響が出てしまう可能性があるということです。

 

まあ、腰部交感神経節ブロックの場合には手術効果が5年なので、仮に生殖機能に影響が出たとしても、最長5年で解消されることになります。

 

ただ妊活などによって将来子供が欲しいと思っているような場合にはリスクのある手術方法だということは知っておきましょう。

代償性発汗を抑える方法はあるのか?

代償性発汗を抑える方法

 

ETS手術(交感神経遮断術)で多汗症の手術をすると代償性発汗という後遺症がほぼ確実に発症するのですが、これを抑える方法はないのでしょうか?

 

基本的に代償性発汗を抑える方法はないとと思っていいです。

 

ただ代償性発汗の症状を軽くする方法はあるようです。

 

ETS手術では交感神経を切断する場所によって、汗を抑える効果が違ってきます。

 

そのため汗を抑える効果が高い場所の交感神経を切断すると代償性発汗の症状は重くなります。

 

しかし制汗効果がある程度の効果の場所の交感神経を切断すると、代償性発汗の症状も軽くなります。

 

つまり交感神経遮断による制汗効果と代償性発汗の症状は比例するということです。

 

そのため代償性発汗の後遺症を考えて、制汗効果が高すぎない場所の交感神経を遮断するという方法が注目されているみたいです。

 

この辺りはETS手術(交感神経遮断術)を検討している病医で詳しく聞くといいと思います。

ETS手術(交感神経遮断術)の手術費用と保険適用

交感神経遮断術  腰部交感神経節ブロック
 手術費用  7万円~10万円程度  約6000円+入院費用
 保険適用  保険適用あり  保険適用あり
 入院日数  1泊2日くらい  1泊2日くらい

 

ETS手術(交感神経遮断術)は病院によって料金は違ってきますが、保険適用されるので基本的にはそこまで料金が高額になることはないです。

 

また生命保険手術給付金などの対象にもなる場合も多いようなので還付金などによって手術費用は思ったよりも安くて済むと思っていいです。

 

こうして見ると費用面では利用しやすい手術方法ですが、やはり後遺症が一番のネックになってきますよね。

 

代償性発汗がなかったら非常に優れた多汗症手術の治療法ですが、現代の医学ではこれが現在一番の手術方法になります。

 

ちなみに脇汗手術についてはETS手術(交感神経遮断術)ではなく、普通にワキガ手術のような感じで、汗腺を除去することができます。

ETS手術はオススメの手術方法なのか?

etc手術の感想

 

私の個人的な感想ですが、ETS手術(交感神経遮断術)については最終手段だと思って利用は控えた方がいいと思います。

 

こういった手術方法は進化していくので、将来は代償性発汗がない手術方法も出てくるか可能性があります。

 

よほど重症でない限りは多汗症対策グッズ対処するといいと思います。

 

下記で私がオススメする汗かき対策商品を紹介しているのでよかったら参考にしてください。

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ワキガ多汗症手術徹底比較

 

手術によるワキガと多汗症治療

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